代表メッセージ
MESSAGE
会社のモットー
MOTTO
明るく！楽しく！前向きに！
コーポレート
スローガン
SLOGAN
- 仕事に対し常に《明るく》《楽しく》《前向き》な企業世界一を目指す。
- 変化と挑戦を是とし、現状維持を非とする。
- 人の成長なくして企業の成長なし。未来志向で社員と会社を成長させる。
- 事業の目的は、社員と家族、そして地域社会を守り、豊かにする事。
代表メッセージ
代表取締役 社長 真野健太郎
ようこそ、東タイ株式会社のホームページへ！！
当社は皆さんがスーパーやコンビニでよく目にする菓子・食品・サニタリー製品などのパッケージを製造・販売するメーカーです。会社としての知名度は低いですが、当社の製品は意外と皆さんの身近なところにあり日常的に手にしています。
当社は1928年（昭和３年）に設立されました。もうすぐ百年企業の仲間入りです。そう聞くと長い歴史と古い伝統に縛られたガチガチのお堅い企業をイメージするかも知れませんが、実際は全く違います。むしろ経営指向的には先進的な方だと自負しています。
というのも、当社は創業者からしてかなり冒険者でした。静岡県で生まれた創業者は学生の身分から卒業すると単身アメリカに渡り現地で何年も放蕩生活を送っています。時は明治ですから、今のように気軽にアメリカへ行ける時代ではありません。留学などという志の高い目的ではなく若者にありがちな目新しい近代的な西洋文化に触れたいという好奇心から、狭い日本を飛び出しアテもないままアメリカのフロンティアで着の身着の儘の生活をしていたようです。当時としては随分と進歩的な考えの持ち主だったようです（その後、アメリカからの一時帰国に際し日本に初めて包装用紙袋製造製袋機を持ち込み、それが後々当社の設立に繋がります）
高度成長期に入り、当パッケージ業界も御多分に漏れず市場規模が飛躍的に拡大します。
しかし、他方で季節的な繁閑のギャップが大きく一年を通して工場の安定的な稼働が課題となりました。
これを解決すべく当時の経営陣が思いついたのが、南半球であれば季節が日本とは逆だから繁閑のタイミングも逆、ならば南半球に売り込めばちょうどバランスが良いんじゃないか？という地に足の付かない希有壮大なアイディアでした。このコペルニクス的な発想自体は、着眼点こそ悪くはなかったのかも知れませんが、まだ大して海外販売の経験も知識も乏しかった当時としては、身の程を知らない、まさに勢いだけの無謀なミッションだったようです。案の定、新しい活路を求めて南下した販売部隊はあえなく赤道あたりで力尽き、東南アジアに中継地点の営業所を設立したところでそれより南の商圏拡大を断念しています。
後に、この経験はアメリカで開花します。日本のパッケージ印刷は漢字文化や繊細な日本の美意識を背景に欧米とは異なる進化を遂げ、その表現力は世界でも抜きん出ていました。その技術力を武器に当社は業界でもいち早くアメリカ市場の開拓に乗り出します（1981年に東タイ・アメリカを設立）。
進出当初、当社のパッケージ印刷はアメリカで開催された数多くのパッケージ業界コンテストで賞を受賞し、その技術力は今でも高い評価を頂いています。
チャレンジは続きます。当社の売上げの多くは菓子・食品のパッケージが占めるのですが、日本の少子高齢化により国内の胃袋の数は徐々に減少していく運命にあります。順風満帆な明るい未来像は描き難いというのが現実なのです。ふと周囲を見渡せば、お隣には13億の胃袋を擁する中国市場があるではないですか！ しかも中国の食文化は日本に負けず劣らず豊かで多様。確かに当時、中国ビジネスには相当のリスクがありました。しかしこの有望な市場をただ指をくわえて見ているだけという事に我慢できず、ここでも当社は業界に先駆けて1995年に中国工場（東洋製袋）を中国サイドのパートナーなしで独力で創設しています。日本品質にこだわり抜いた東洋製袋は、良質なパッケージを求めるお客様から高い支持を頂く結果となりました。このように、その時々の環境の変化に応じて、否、環境が変わろうが変わるまいが常に一歩も二歩も先を見据え、現状に甘んじず未知なるフィールドに果敢に挑戦する。そうすることで現在の延長線上にはない未来を自らの手で作り上げていくことができる…そんな創業以来の遺伝子が当社には脈々と受け継がれていると自負しております。
間近に迫った設立100年というのは節目としては大切ですが、単なる通過点に過ぎません。当社は食品や日用品など人々の安全で豊かな生活の発展に貢献できるパッケージ・メーカーとして、未知なる課題に怯むことなくチャレンジを続けます。
そして、地域、国、国際社会の一員として、持続可能な社会のライフラインの一翼を担う責任と使命を自覚し、永遠に進化していくことを目指して参ります。